スクリプト

◇催眠音声置き場で扱っている音声のスクリプト(台本)です。

13.痛み

これから痛みに効くおまじないのやり方を説明します。
おまじないといっても
きちんと催眠の技法を取り入れていますから安心してくださいね。

まずは準備として深呼吸をしてください。

ゆったりと呼吸をして心を落ち着けてください。
痛くて辛いかも知れませんが、まずは平常心。

胸いっぱいに空気を吸い込んで
身体の中の不純物を吐き出して。

胸いっぱいに空気を吸い込んで
身体の中の不純物を吐き出して。

そのまま楽に呼吸を続けてください。

身体の中から余計なものが消えて静かになっていくのを感じてください。

身体から力を抜いてリラックスしてください。
呼吸を整えてリラックスしてください。

身体の中が静かになると・・・
身体の中で不調を訴えている箇所に気づけるかもしれませんね。


あなたの身体は痛みというシグナルであなたに不調を伝えます。
それは寝不足から来る頭痛だったり
激しい運動から来る筋肉痛だったり
おなかを冷やした腹痛だったり
生理痛や偏頭痛など身体のいろんな変化を
痛みというシグナルであなたに教えてくれます。

でも多すぎるシグナルは必要ないですよね。
横断歩道に信号はひとつで十分。
10個も20個もいらないですよね。
痛みのシグナルも少しで十分。
辛くなるほどいらないですよね。

だからそのシグナルを小さくしてゆきましょう。
あなたの身体の中の痛みの信号を小さくしましょう。

身体の中にある痛みの発信元に意識を向けて。

その場所に手を当てて。
痛みのシグナルをしずめてゆきましょう。

あなたの中で不調を訴えている箇所。ありますよね。
でもそのシグナルはあなたに届いているから大丈夫。
もうシグナルは必要ありません。

身体の神経を伝わる痛みのシグナルが減ってゆくのをイメージしてください。
不調なのはわかったよ。大丈夫だよ。身体に言い聞かせるように。心の中で唱えてください。
痛みの信号が少しずつ減っていく。
あなたのシグナルは届いてる。だから大丈夫。
痛みがすーっと引いてゆく。
もう痛がらなくて大丈夫。
痛みの信号が消えてゆく。
少しずつ少しずつ消えてゆく。
痛みが小さく弱くなっていく。
身体の声はしっかり聞こえているから大丈夫。
だから痛みは小さくなってゆく。
痛みは小さくなってゆく。

小さく弱くなっていく。

ちゃんと届いているから大丈夫。

小さな声でも大丈夫。

小さな痛みで大丈夫。


そんなに痛がらなくていいんだよ。




少しずつ・・・痛みが小さくなっていく。

少しずつ・・・痛みが和らいでゆく。

だからもう・・・辛くない。


こうして身体に耳を傾ければ
いつでも痛みをコントロールすることが出来ます。

痛む場所に手を当てて、
身体の声に耳を傾けて、
ゆっくり静かに言い聞かせて、
痛みが少しずつ和らいでいくのを感じる



それでは、ぼんやりとした意識を少しはっきりとさせましょう。
いまから3つ数えます。
すると頭がとてもすっきりとしますよ。
身体にはエネルギーがいきわたるのを感じることが出来ます。


3体中に力が溢れてゆく
2頭が冴え渡る
1すっきり目覚める
ゼロ P


どうですか?もしけだるさがあるようでしたら
軽く伸びをしてみてください。
ぐーっとのびると気持ちがいいですよ。

痛くなったらいつでも思い出して試してみてください。
繰り返すたびに痛みのコントロールが上手になっていきますよ。

ただし、痛みが続くようであればかならず医療機関にて診療を受けてください。
痛みは身体の声なので、しっかり聞いて、
答えられるときにはきちんと答えてあげてくださいね。















<利用上の注意>
◇ご利用は自由ですが、二次配布はご遠慮ください。
◇音声化される場合はご一報ください。